こんにちは。
突然ですが、
「あなたは愛されていますか?」
この質問の答え、
Yes ですか? Noですか?
私の答えはYes、だと思っていました。
親からは愛されていると思っていましたし、
うちの両親は共働きで、寂しい思いをしたことや、
叱られたことはあっても、
大人になるまでちゃんと育ててもらった。
実際に自分も親になってみて、
子供のことはとても大切に思っていますし、
愛しているし、
自分も愛されていると思っていました。
でも、過去に、イライラやモヤモヤがずっと続いた時期がありました。
自分が学んだフォーカシングやエモーションフリーなどをやってみるものの、
なんだかしっくりいかず、解消できなかったのです。
そこで、徹底的に自分と向き合おうと、
バイアス・シフトをしてみたところ、
幼少期のめちゃくちゃ寂しかった気持ちが出てきました。
寂しかったという強い気持ちが溢れ出てきて、途中から涙が止まりませんでした。
そしてそこには、
「私は愛されない」
という思い込みがあったことに気づきました!!
これにはとても驚きました。
私はお父さん子でした。そして1歳年下の年子の弟がいます。
父はDVがありましたが、私には甘く、可愛がってもらっていたので、
めっちゃ愛されてると思っていたのです。
でも実は、
それは「自分が欲しい愛」ではなかったのでした。(子供ってめっちゃ勝手💦)
私の欲しかった愛、それは、
お母さんにもっと関わって欲しかった。
お母さんと一緒にいたかった。
母親にもっと自分を見てもらいたかったんです。
どうしても弟に手がかかるし、
両親は共働きで、生後2ヶ月から保育園に通い、
小学校では学童保育、そのあとは鍵っ子でした。
「ただいま」と帰っても、
「おかえり」は、返ってこないない。
まだ当時は、お母さんがフルタイムで働いているお友達は少なく、
家に帰ると電気がついていて、お母さんがおかえりと迎え入れてくれる環境のお友達が羨ましく、
とても寂しかったのは覚えています。
そんな風に私は幼少期に、
「自分は望んだ通りに愛されない」とか、
「自分の欲しいものはもらえない」
と無意識に決めてしまったので、現実世界でも、
なんだか余計なことをされるのです。
愛されていると思えないようなことが次から次へと、繰り返し起きました。
そこに気づいて、フィジカルメソッドの大元であるエモーションフリーをして、
その決めてしまった思い込みを解放しました。
そしたら、現実で気になっていた人たち(過去にトラブった人や苦手だった人)
を思い浮かべて、並べてみたときに、
その人たちへのネガティブな気持ちが、概ね大丈夫になっていたのです!!
母に対する寂しかったという気持ちは、
以前にセラピーを受けたときに、セラピストさんから
「お母さんやお父さんも一生懸命あなたを育てた」とかなんとか色々諭してもらい、
私はやっぱり愛されていたんだと強く思ったことで、
その問題は解消されていたと思っていました。
当時、諭されて納得はしたんです。
でもその寂しかった気持ちは、置き去りにされたまま、
ただ誤魔化し続けていただけでした。
行き場のない気持ちが、現実を生きづらいものにしていたのです。
私は、愛されていたと思いますし、大切に育ててもらっていたと思います。
親は私を愛してなかったというわけではなく、
ただ、私が思うような愛し方ではなかっただけなのです。
「自分の望んだ通りに愛してもらえない」
という思い込みを作ってしまったことで、
その後の人生が、その思い込み通りになったということなのです。
そこが解消されてからは、ずいぶん生きやすくなりました。
父との関係も、思春期以降、顔を合わすと喧嘩ばかりしていましたが、
気づくと、それも嘘のようになくなりました。
過去の置き去りにされた、寂しい気持ち、あなたの中にはないですか?
なんだかイライラする、現実がうまくいかない、心当たりがあれば、