こんにちは。
台風8号が過ぎ去っていきましたが、お住まいの地域は台風被害は大丈夫でしたでしょうか?
さて先日、現役JKの姪っ子の悩み相談を聞いてきました💦
姪っ子は、中学からバスケットボールをずっと続けていました。
今年の春に、無事志望していた高校に合格。そして入学して早々にバスケットボール部に入部しました。
華の高校生活を満喫している姿に周りで見ていてもめちゃくちゃ楽しそうなんです。
戻りた〜いと思わずつぶやくアラフォー女子の横で、楽しそうなJK姪っ子(笑)
でもここにきて悩みが浮上したそうです。
悩みって何?と聞いてみると、
「部活辞めたい・・・」
「なんで???」と間髪入れずに突っ込む私。
よく話を聞いてみると、顧問の先生がこの春に移動になり、バスケのことは無知な先生が新顧問に就任したのだそう。しかもダンス部と掛け持ち顧問になったそうです。
そして3年生が5月で引退して、2年生の先輩がしきり始めた途端、エコひいきが始まったのだとか。
3名しかいない2年生ですが、気に入らない1年生の部員何名かをターゲットに部活中にもあからさまに、嫌味を行ったり、馬鹿にしたりするんだそうです。
ユニフォームの背番号を決める時も嫌がらせをされ、早々に1人の子が休部届けを出し、その子に続いて姪っ子ともう1人の部員も休部届を出したらしいのです。
自分が部活をしていた平成の中期にもありがちだった話ですが、いつの時代もあるんですね💧しかもそういうことをする先輩に限ってスキルは残念💦 なんてことが、今でもやっぱりあるあるらしいです。
姪っ子が言うには、「バスケはしたいけど、先輩の仕打ちが嫌やから、部活にいくのが嫌で、もう辞めようと思う。でもお母さんがそんなんで辞めて欲しくないみたいに言うからさ。」とのこと。
実は姪の母である私の姉も体育会系出身で、そんなことで部活を辞めるなんて悔しくないのか!みたいなところがあるのです。
早速姪っ子が先輩にされたことに対する辛い気持ちにセラピーでアプローチしました。
そしてもう1つ、姪っ子の本音を知るためにバイアス・シフトのセッションをしたところ、姪っ子の口から出てきた言葉は
「やっぱり、部活辞めたくない!!」
でした!
姪っ子も自分の中から出てきたので、その言葉を否定できるわけもなく。
「バスケは好きやし、続けたいのに、ここでこんなことで辞めるのはなんか悔しいし、違う」と、さっきと言うことが変わってきました。
セラピー終了後、姪っ子の辛かった気持ちは、感じられなくなり、綺麗さっぱりなくなったようでした。
そして、その次に出た言葉が、
「なんでそんなしょうもないことで部活辞めようとしてたんやろ?」ですって(笑)
いやいやそれはこっちが聞きたいよと、思わず2人で笑いました。姪っ子は、先輩に対して何も思わなくなり、勝手にやらせとけばいいと思えるようになっていました。
そうかと思うと早速、もう一人の休部届を出している友達に電話して、「私、部活やめへんから。オバのセラピー、あの、うまく言われへんけど魔法みたいなのを受けて、なんでそんなことで悩んでたんやろうってなってさ〜。」と、めっちゃ笑顔で話してました。
(でも姪っ子よ、魔法みたいなんって、怪しすぎる言い方辞めようよ。)
実は、私が姪とセッションをしている間に、その電話相手のお友達から姪にDMが届いていて、
「私、部活辞めることをお母さんにも話したし、もうやめるわ。」という内容だったんだそうです。
でも、後日姪っ子に話を聞くと、そのお友達も姪が部活を辞めないで続ける事にしたことで、もう一度一緒に部活を続けていくという話になったとのこと!!
そのお友達は99.9%辞めるという選択から、辞めない選択に変わったらしいです。
そしてもう一つ、その嫌味をいったりしていた2年生の先輩の姪への扱いが、今では激変して、私好かれてるかもと感じるようになったそうです✨
姪はこのセッションの感想として、考え方や見方が変わる、と言っていました。
もし姪っ子がなんの相談もなく、部活を辞めていたとしたら?
大好きなバスケをできずに過ごす高校生活になっていたとしたら?
きっと姪っ子は、後悔する事になったんじゃないかと思うんです。
部活を通して得られるものはとても多いです。もちろん辞めて違うことをしていたら、またそこで得られるものもあったかもしれません。でも、きっと
あの時自分はバスケを続けることを諦めてしまったという気持ち、
本当は辞めたくなかったという気持ち、
先輩から嫌味を言われたり、馬鹿にされたりした時の嫌な気持ち、
これらはずっと彼女の無意識に傷となって残り、時間が経って忘れたようでもその傷は、今後の彼女の人生に影響を与えていたことは間違いないと思います。
それは私がそうでしたから。
人は、無意識に過去の傷を抱えたまま生きていきます。そして知らず知らずに同じことが繰り返されていたり、本当はやりたいことでも、同じ思いをしたくないからそれを我慢したり避けるような生き方をしたり、それは全て現実を見ればわかるのですが、それに気づかずにいる人は多いです。
今回、姪っ子が自分の本音に気づき、大好きなバスケを辞めることなく、続けられる結果になって良かったなと思います。
何より暗い姪の顔が、セラピー後にパッと嘘のように明るい笑顔になったのを見れて、オバさんはホッとしました。
そしてこのセラピーの魅力は、本人が良くなる、それだけじゃなくその周りも良くなっていくところだと改めて感じました。
過去に経験した辛い気持ちや嫌だった気持ち、あなたはほったらかしにしてないですか??