限界まで頑張ってしまう人は、抱え込み方を見直してみる。苦しさを軽くするための考え方

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限界まで頑張ってしまう人へ。まず知っておきたいこと

頼まれた仕事を断れず、気づけば限界を超えるまでひとりで仕事を抱え込んでしまっている。そんなふうに、自分を限界まで追い詰めて頑張ってしまうことはありませんか?

周りの役に立ちたいという想いや、自分がやらなければ物事が回らないという責任感から、ついつい「引き受けます」と言ってしまうのですね。

そんなときほど、早くこの状況を処理しなきゃと焦って、どうすればもっと効率よくできるか、頭の中でぐるぐると考え続けてしまいがちです。

でも、自分のキャパシティを超えているときに、さらに効率を上げて乗り切ろうとすることは、かえって心身をすり減らしてしまうのですよ。

本当はもう体が悲鳴を上げているのに、まだ自分は甘えているのかもしれないと思ってしまう。もっと我慢すれば終わるはずだと、自分を追い込み続けてしまうのですね。

私は、こうした状況で必要なのは、もっと強くなるための我慢や効率化ではないと思っています。

まずは、自分の「抱え込み方」そのものを見直してみませんか。

限界を迎えてしまうのは、両手いっぱいのリンゴを抱えているからです

限界まで頑張ってしまうとき、心の中はどのようになっているのでしょうか。

それは例えるなら、すでに両手いっぱいにリンゴを抱えているのに、さらに目の前の人から「これもお願い」とリンゴを手渡され、落とさないように必死にしがみついているような状態です。

1つでも落としたら大変なことになる。 誰も助けてくれないかもしれない。

そんな不安から、脇の下や顎まで使ってリンゴを体に押し当て、一歩も身動きが取れなくなっているのですね。

このとき、さらに新しく差し出されたリンゴを引き受けるのは、物理的に不可能なはずです。

それなのに、「私が頑張れば持てるはず」と思い込んで、必死に手を伸ばそうとしてしまう。

あなたが悪いのでも、仕事ができないからでもありません。ただ、持ちきれない量のリンゴを抱え込んでいるという、単純な事実があるだけなのですよ。

新しいリンゴを受け取る前に、どれを机に置くか決める

限界を突破して倒れてしまう前に、大切なのは、自分が今どれだけのリンゴを抱えているのかを冷静に見つめることです。

新しく頼まれた仕事(リンゴ)を引き受けるためには、今持っているリンゴのいくつかを、一度机の上に置くか、他の人に手渡す必要があります。

「これを引き受ける代わりに、今抱えているこの仕事は締め切りを延ばしてもらおう」 「この部分は、他の得意な人にお願いしよう」

そうやって、自分の両手の中に「余白」を作ることを、自分に許してあげるのですね。

断ることは、相手を失望させることではありません。

自分が最後まで責任を持って良質な仕事を届けるために、そして何より、あなた自身の健康を守るために必要な、とても大切な意思表示なのです。

抱え込み方を見直すために、今日できること

今日からできる工夫として、現在あなたが抱え込んでいるものを、紙の上にすべて書き出してみませんか。

頭の中で考えているだけだと、全てのタスクが巨大なモンスターのように見えてしまいます。

書き出すことで、「ああ、これだけの数を両手に持っていたんだな」と客観的に気づくことができます。

そのうえで、新しく何かを頼まれたときや、「やらなきゃ」と思ったときに、自分にこう問いかけてみてください。

これを引き受けるとしたら、今持っている仕事のうち、どれを一度ストップしようかな。 これを誰かに少し手伝ってもらうとしたら、誰が適任かな。

もしすぐに誰かに渡せなくても、「今、私はリンゴを限界まで持っているんだな」と自覚するだけで、心の緊張は少し緩みます。

そして、今日はひとつだけ、持っているリンゴを置くためのアクションを選んでみませんか。

「この仕事の優先順位を相談させてください」と上司にメッセージを送ってみる。 今日やる予定だった家事を、ひとつだけ「明日に回す」と決めてやめてみる。

その小さな余白をつくる行動が、あなたを限界の苦しさから救い出します。

両手を少し空ける選択を、あなたが選んでいいのですよ

全部を完璧に抱え込んで、ひとりで走り続ける姿は、とても立派に見えるかもしれません。

でも、本当に大切なのは、あなたが無理なく息を吸い、笑顔でいられるスペースを自分の中に残しておくことです。

リンゴを少し机に置くのか、それともまだ持っておくのか。

それを決めるのも、あなたのペースで進めるのも、あなたが自由に選んでいいのですよ。

あなたの両手が、少しでも軽くなる優しい選択を、どうぞ選んでいってくださいね。

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この記事を書いた人

ずっと「どうして私だけ上手くいかないんだろう」と思いながら生きてきました。
いい人でいなきゃと無理をしたり、家族関係に悩んだり、人間関係に傷ついたり。
自信が持てず、本当の自分を隠しながら、ずっと生きづらさを抱えていました。
そんなわたしを変えてくれたのが、ヒプノセラピーやエモーションフリーとの出会いでした。
無意識の中に眠っていたトラウマや思い込みをひとつずつ外していくうちに、心のこわばりが少しずつほどけていき、ずっと見えなかった「本来のわたし」に触れられるようになりました。
内側が整うと、世界の見え方も変わっていきました。
他人の目より自分の気持ちを大切にできるようになり、心の奥にあった願いや本音が、ようやく聴こえるようになったのです。
あなたの中にも、まだ眠っている輝きが必ずあります。
無理をしなくて大丈夫。
一緒に、あなたらしさを取り戻していきましょう。

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