うまくいき始めると急に不安になる人へ。その怖さの正体

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順調なはずなのに、なぜか心がざわつく

転職がうまくいって新しい職場の人間関係も良好で毎日が楽しい、あるいは、ずっとやりたかった新しい活動がスムーズに動き始めた。そんな風に人生の流れが少しずつ良くなってきたとき。本来ならば素直に大喜びしていいはずの場面なのに、なぜか胸の奥がざわざわと不安でいっぱいになってしまうことはありませんか。

「こんなにうまくいっていいはずがない」「どうせ近いうちに何か大きな落とし穴があるに違いない」そんな考えが頭から離れなくなり、期待しすぎないようにわざと予防線を張ったり、周囲と少し距離を置いたり、わざわざミスの種を探し回って夜眠れなくなってしまったりする。

このように、良い流れのときほど心がざわざわと揺れる葛藤は、他人にはなかなか理解してもらいにくく、自分自身でもどうして良いか分からず戸惑ってしまいますね。

不安なのは、うまくいくことより「失うこと」を先に想像してしまうから

順調な状態にあるときに強いブレーキがかかってしまうのは、あなたが後ろ向きでネガティブな人だからではありません。本当は幸せになりたいのに、幸せを手に入れた後にそれを「失う時の激しい痛み」を人一倍強く想像して怖がっているからです。

それはまるで、とても暖かくて居心地の良いポカポカした部屋に入ったのに、「いつかこの部屋の暖房が消えて寒くなるかもしれない」と極度に恐れ、あらかじめドアを全開にして外の冷たい風を自分から引き込もうとしているような心理状態に似ています。

先に最悪のケースを想定しておくことで、いざ幸せが崩れたときに自分が受けるショックを少しでも和らげようと、心が必死に防衛体制を取っているのです。

背景には、よかったものが続かなかった記憶があることも多い

幸せを素直に受け取るのが怖いと感じる背景には、過去に「順調だったものが急に崩れ去ってしまった」というつらい体験が隠されていることが多くあります。

信じていた関係が突然壊れてしまったり、うまくいきそうだった計画が土壇場で白紙に戻ったりした記憶があると、心は「順調な状態=嵐の前の静けさ」と結びつけてしまいます。

今のあなたにブレーキがかかるのは、これ以上傷つきたくないという、あなたの心があなた自身を守ろうとしてくれている健気な反応の現れでもあるのです。

必要なのは、不安をなくしてから受け取ることではありません

この不安を和らげていくために、まず頭の中から不安を完全に消し去る必要はありません。大切なのは、不安を抱えたままでいいから、今ここにある「良い事実」を少しずつ味わい、受け取ってみる練習をすることです。

今日あった「嬉しかった出来事」や「人から褒められたこと」をスルーして打ち消す代わりに、「それは本当に良かったな」と、声に出して1分間じっくりと味わってみてください。

その小さな受け取りの積み重ねが、脳に対して「うまくいっていても私は安全だ」という新しい認識を学習させるプロセスになります。

順調な今を、少しずつ信じていい

今の穏やかな流れを、急に100%信じ込む必要はありません。失うことへの怖さを十分に認めつつ、それでもなお「今ここにある心地よさ」を少しずつ受け入れる方向へ進むか、それともまだ防御を崩さずに様子を見るか、どちらのペースで進むかもあなたが決めて良いのです。

あなたが自分を傷つけないように慎重に守りつつ、同時に、今ここにある幸せを少しずつ味わう時間を増やしていってください。その優しさが、これからのあなたの人生をより自由で豊かなものへと育ててくれます。

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この記事を書いた人

ずっと「どうして私だけ上手くいかないんだろう」と思いながら生きてきました。
いい人でいなきゃと無理をしたり、家族関係に悩んだり、人間関係に傷ついたり。
自信が持てず、本当の自分を隠しながら、ずっと生きづらさを抱えていました。
そんなわたしを変えてくれたのが、ヒプノセラピーやエモーションフリーとの出会いでした。
無意識の中に眠っていたトラウマや思い込みをひとつずつ外していくうちに、心のこわばりが少しずつほどけていき、ずっと見えなかった「本来のわたし」に触れられるようになりました。
内側が整うと、世界の見え方も変わっていきました。
他人の目より自分の気持ちを大切にできるようになり、心の奥にあった願いや本音が、ようやく聴こえるようになったのです。
あなたの中にも、まだ眠っている輝きが必ずあります。
無理をしなくて大丈夫。
一緒に、あなたらしさを取り戻していきましょう。

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