Views: 0

決めたのに、あとから何度も見直してしまう
インターネットショッピングで「これだ」と思う洋服を選び、購入確定ボタンを押した後のことを考えてみてください。「本当にこのサイズで良かったのだろうか」「やっぱりあっちの色にしておけば良かったかもしれない」と、急に強い不安がこみ上げてくることはありませんか。
注文履歴の画面を何度も開き直して確認し、それでも安心できずに、他の候補だった服のページをまた見に行ってしまう。決めるだけでもたくさんのエネルギーを使ったはずなのに、決めた後になっても心がずっと揺れていて落ち着かない。このような状態は、心と体をとても消耗させてしまいますね。
いくら確認を繰り返しても不安が消えないのは、あなたの情報収集が足りないからではないのです。
確認したくなるのは、間違いを防ぎたい気持ちが強いから
何度も選んだものを見直してしまうのは、あなたが優柔不断だからではありません。むしろ、人一倍「失敗したくない」「自分の決断で後悔したくない」という責任感が強いからです。
まるで、旅のルートを決めて歩き始めたにもかかわらず、一歩進むごとに立ち止まって地図を開き、「本当にこっちの道で合っているだろうか」と確認を繰り返している旅人のような状態と言えるかもしれません。
慎重に確認すること自体は悪いことではありませんが、確認の回数が多すぎると、いつまでも目の前の景色を楽しむ心の余裕がなくなってしまいます。
本当に足りないのは、情報より自分への信頼かもしれません
どんなに調べ尽くして決断したとしても、未来の不確実さを完全にゼロにすることは誰にもできません。それなのに安心できないときに本当に必要とされているのは、さらなる確認ではなく、「今の私にできる精一杯の判断でこれを選んだのだ」という自分自身に対する信頼です。
どれだけ完璧な選択肢を探し回っても、最後は「自分の選択をこれで良かったことにしていく」という強さが、安心の土台になります。
不安の正体は、今の自分の決断の価値を自分で低く見積もってしまっていることにあるのかもしれません。
必要なのは、確認をゼロにすることではなく止めどきを持つこと
このループから抜け出すために、確認する行為を無理やりゼロにする必要はありません。まずは「確認は2回までにする」というような、具体的なマイルールを事前に決めておくのがお勧めです。
そして、必要な確認を終えたら、その決断に関するブラウザのタブをすべて閉じ、温かいお茶をゆっくりと淹れて全く別のことに意識を向ける時間を取ってみてください。不安が「安心したい」という顔をしてあなたに戻るよう促してきても、そこで一呼吸置いて立ち止まる練習です。
決めたあとに揺れる自分も, 少しずつ育てていける
選んだ後にどうしても揺れてしまうあなたは、これまで一つひとつの物事に真剣に向き合い、誠実に生きようとしてきた人なのだと思います。
これからは、決定が正しいかどうかを後から何度も検証する代わりに、「今の私が選んだこの道を信じて歩いてみる」という練習を少しずつ重ねてみませんか。
失敗を恐れる気持ちを抱えたまま、一歩踏み出すことを選ぶか、それともまだしばらく納得いくまで確認を重ねるか、どちらの進み方もあなた自身が自由に選ぶことができます。あなたのペースで、自分の判断と仲良くなっていってくださいね。